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第31回 生命の駅伝の報告書が出来上がりました
三重大学医学部付属病院様より感謝状を頂きました
第31回 生命の駅伝 がん研究奨励賞授与式
報告と御礼
第31回生命の駅伝 募金額
合計 3,652,740円
特定非営利活動法人となって初めての「生命の駅伝」を無事終えることができました。どこの市町・病院・企業様へ行っても、温かくお迎えいただき励ましのお言葉をいただきました。誠にありがとうございます。これまでの30年間の活動がしっかりと根付き実を結んでいることを肌で感じる瞬間でした。この活動には、本当に多くの方々に関わっていただいています。皆様お一人おひとりの温かい思いがつながり、大きな成果となっていること・この活動の意義を深く受けとめさせていただきました。
第31回の「生命の駅伝」ロードランからは、各地区の副理事長が中心となって準備を進め北勢・南勢・伊賀地区の「生命の駅伝」が県民の皆様にとって意義あるものとなるよう努力してくださいました。ボランティアの方々の意識もより高まり、ランナーの方々も走る意義を見出された方が多くいらっしゃったように思います。
また、一般の方々の思いを受け止めさせていただく場面も多くありました。病院で「生命の駅伝」のランナーの到着を待っておられ、募金をしてくださったがん患者のご家族様、今まではなかった沿道で募金を手渡してくださった方、車越しに「頑張ってください。」と声をかけてくださった方、千羽鶴を手渡してくださった方・・・。
第30回から第31回へと生命のバトンがつながれ(今年のポスターはそんな思いを込めました)、人の輪がつながっています。
今年も多くの募金をいただき、「がん」研究支援資金として寄附することができます。本当に感謝申し上げます。今年度からは、県内の21のがん拠点病院に所属する研究者の方々へと支援応募が広がりました。研究成果は、来年度の市民公開講座で発表していただく予定です。より多くの方々にぜひご参加いただきたいと思っています。
また、各地域で、「生命の駅伝」の顧問のドクターの方々に「がん」を知っていただく「膝詰め談議」を行っていきます。一生において男性は3人に2人、女性は2人に1人が「がん」になる時代です。正しく「がん」を知り誕生日に検診を受け早期に発見治療して行きましょう。
多くの方々のご協力ご支援で今年度もこの活動を続けることができ、報告書を皆様の元へお届することができることに感謝申し上げます。
特定非営利活動法人 生命の駅伝
理事長
上村 泰子
第31回 生命の駅伝


第31回 がん研究奨励賞(2025年)
DNAミスマッチ修復機能抑制性ウイルスベクター導入と放射線照射による新たな直腸癌免疫賦活療法の開発
天白 成
同種γδ-T細胞製剤のブレークスルーを目指す新規がん
抗原受容体遺伝子開発
藤原 弘
脂質生合成経路を基軸とした肝外胆管癌発症機序解明と新規治療戦略
早田 有希
腫瘍微小環境の制御から導く治療抵抗性前立腺癌の新規治療法の開発
景山 拓海
抗がん薬の心毒性を軽減する新薬の開発
白水 崇
HLA-A24拘束性PRAME特異的T細胞における急性骨髄性白血病(AML)患者由来臨床検体への抗腫瘍効果の検討
加島 江美子