Organization
概要・組織
「生命の駅伝」は、三重県民に対して、保健、医療の推進に関する事業を行い、がん検診促進、がん研究支援に寄与することを目的とする。
日本では1981年以後40年余、がんは死亡原因の1位です。しかし、がん治療後の生存率が確実に増加しています。予防啓発・早期発見・治療の進歩の成果だと思います。今後も、医療関係者でない私たち市民が、人類の敵である病とどうやって闘っていくか模索し、実践していきたいと思います。
特定非営利活動法人 生命の駅伝
所在地 :〒515-0005 三重県松阪市鎌田町732番地
TEL :0598-51-3741
【沿革】
1995年11月19日 第1回 The Terry Fox Run in 松阪
2008年 タイトル名を「Terry Fox Run」から「生命(いのち)の駅伝」に変えました。
2024年 30周年を迎えました。
2025年「特定非営利活動法人 生命の駅伝」になりました。
タイトル名が「Terry Fox Run」から「生命(いのち)の駅伝」に変わりました。
30周年を迎え記念冊子が発行されました。
「特定非営利活動法人 生命の駅伝」になりました。
がん研究支援30年報告と御礼
私たちが主催してきた医療ボランティア活動は「テリーフォックスラン」から「生命の駅伝」へ、タイトルこそ変わったが、その精神と運営は30年間一貫していました。私たちの活動に共感して募金してくださる方々の浄財は、100%がん研究支援に贈与してきました。
30年間の総募金額は54,685,225円、支援研究は124研究になりました。「命」をつなぐこの「駅伝」は松阪市で始まり、第7回から第18回までは近隣の愛知県・岐阜県・大阪府・奈良県・和歌山県へと拡張しました。しかし、三重県以外では定着できませんでした。
第19回以後は三重県内39行政機関・34医療機関・10企業等をロードランで訪問してきました。いずれの機関でも、担当者の温かいご努力で多くの募金を集めていただきました。第30回では11の自治体の首長がラン参加してくださいました。
運営費は、これまた共感してくれる個人・企業、時には支援団体が引き受けてくれました。
第6回以後、「支える会」を結成し、会長 太田正隆先生・副会長 玉置久雄先生に重責を担っていただきました。
ボランティア活動は、社会性あふれるボランティア精神をもって実践する活動ですが、個人の生活・職場との両立で継続が難しい活動でもあります。長い間、運営に携わってこられた諸氏は熱いボランティア精神を発揮してきてくれました。第1回から顧問として支えて下さった田島和雄先生・竹田 寛先生・白石泰三先生・他諸先生方は、アドバイスや膝詰め談義・シンポジュウムの講師などを費用自己負担で支えてくださいました。
事務局サポーターとして今村恵那さん、額賀 崇さん、庄司佳伸さん、山本泰広さん、下和田惠男さん。
街道ランコースを越田 信さん、関 康之さん、梅田育夫さん、川口和志さん、田牧慎也さん、中上 修さんたちが設計してくれました。
ランナーのリーダーとして責任を果たしてくれた三重県庁ランニングクラブの津谷章夫さん、熊野走らん会の九鬼俊明さん・松田弘和さん、NTT伊勢志摩「いい汗会」の北川 明さん・中村陽子さん、伊賀市役所陸上部の上窪英男さん、市民ランナーの中田正弘さん・伊藤文雄さん・平末義之さん、義足のランナー前田良伸さん、がん体験ランナーの小林育夫さん他多くのランナーの方々。
サポーターとして伴に活動してくれた上村幸生さん・西井静男さん玉枝さん・土口昌光さん・伊藤忠夫さん・北出恭子さん・森川道雄さん・松島正也さん、他多くの諸氏の努力でこの活動が継続できましたことをここにご報告いたします。
重ねて、私たちの活動が継続できたもう1つの要因は、三重大学医学部の研究者たちの協力・・・研究支援応募→選考会(受賞者決定)→奨励賞授与式→1年後に研究成果発表・・・があったからこそ寄付金の使途が明確化できました。
日本では1981年以後40年余、がんは死亡原因の1位です。しかし、がん治療後の生存率が確実に増加しています。予防啓発・早期発見・治療の進歩の成果だと思います。
今後も、医療関係者でない私たち市民が、人類の敵である病とどうやって闘っていくか模索し、実践していきたいと思います。